引っ越し前の住所宛てに発送された
宅急便の荷物を転居先へ1年間自動転送する、
ヤマト運輸の便利な無料サービス
「宅急便転居転送サービス」を
利用するのは今回で2度目。
でも、私、3年前に利用した時と、
同じ勘違いをして大失敗!
自分自身の学習能力の無さに
愕然としている今日この頃です。
2、3年後にはまた引っ越すはずなので、
備忘録として利用申込の流れや
失敗談を書かせて下さい。
転居先が決まった3日後に仮申込
いつもは転勤の内示が出てから
10営業日後には引っ越し完了という
超ハードスケジュール。
でも、今回は仕事の引継の関係で
内示の3週間後に引っ越しとなり、
かなり日程に余裕がありました。
転勤族15年目にして初めて、
住む部屋を実際に見てから
決められたほど。
いつもの引っ越しの様子はこちら。
※上記記事でも宅急便転居転送サービスを
紹介していましたが、
不十分な内容でしたので修正しました。
転居先が決まった3日後に、
宅急便転居転送サービスを申し込むため、
ヤマト運輸HPの「クロネコメンバーズ」、
「MYサービス」ページを開いたわけです。
※宅急便転居転送サービスは、
クロネコメンバーズ向けのサービス。
利用する予定のある方は、
あらかじめ会員登録(無料)が必要。
転居転送サービス申込前に必ずすること
そうそう!忘れてはいけないのが、
宅急便転居転送サービスを申し込む前に、
必ず郵便局へ転居届を出すこと。
宅急便転居転送サービス申込時に、
転居届の提出日を入力する項目があります。
ちなみに郵便局の転居届は、
郵便局の窓口だけでなく、
インターネットでも申込可能。
私もネットで手続きしました。
郵便局の転居届を提出したら、
クロネコメンバーズでの手続き。
※私は引っ越し前に
仮申し込みしましたが、
新居へ引っ越した後でも申込可能。
仮申し込み完了のお知らせメールが届く
クロネコメンバーズにログインすると
クロネコメンバーズサービス一覧から
利用したいサービスを選択できます。
「その他の便利なサービス」に
「宅急便転居転送サービス」とあるので、
そこから郵便局の転居届の提出日や
転送開始日、転居先の住所等の
個人情報を入力しましょう。
転居する家族全員分の名前を書ける、
「お引越しされる方の氏名」欄に書けば、
クロネコメンバーズ会員ではない
同居家族宛の宅急便も
新住所へ転送できるとのこと。
とても嬉しいサービスですよね。
全ての項目を入力し登録すると、
登録したメールアドレスに
宅急便転居転送サービスから、
「仮申し込み完了のお知らせ」という
メールがすぐ届きます。
一部、引用させていただくと、
ご登録いただいた旧住所へ
「本申込書(往復はがき)」
を 送付させていただきます。
と書かれていました。
ここで早くも、
私は一つ目の勘違いをするのです。
日程に余裕があるからこその勘違い
3年前は10日で新居へ引っ越したので、
この勘違いはしなかったのですが、
今回は日程に余裕がありました。
仮申し込みをした日から、
転出日まで10日程あったので・・・
「良かった、今の家にいるうちに、
往復はがき届くから便利!」
と思い込んでしまったのです。
当然はがきは届かなかったわけですが、
断捨離や荷造りに追われるうちに、
はがきのことなんて、
すっかり忘れてしまっていました。
本申込書の往復はがきが届かない
新居へ引っ越し5日後、
家も片付き、住所変更等の諸手続きも
無事に終わって落ち着いたので、
ブログを書き始めていた時に、
ふと・・・
「あれ?はがき届いてないよね!?」
と思い出したわけです。
仮申し込み完了メールが届いてから、
もう15日も経つし、おかしいと。
仮申し込み後に届く往復はがきに
署名捺印し返送したものが、
ヤマト運輸に届いた段階で、
宅急便転居転送サービスの
本申込完了となるシステム。
「これじゃあ、申し込んだ意味ない!」
と思い、メールに書かれてある
問い合わせ先のフリーダイヤルへ
電話してみることにしました。
この電話で二つ目の勘違いに、
気付かされることになります。
コールセンターの神対応
宅急便転居転送サービスの
コールセンターに繋がったのは、
電話をかけてから3分半後で、
とても混雑している様子。
私は仮申し込みメールが届いてから
15日も経つけど、
本申込はがきが届かないのは、
おかしいのではないかという旨を、
電話口の女性に伝えました。
すると、優しい声で・・・
「ご不安な思いをさせてしまい、
大変申し訳ございません。
まず、こちらでの登録に間違いないか
確認致しますので、お名前と、
新しいご住所をお聞かせ下さい。」
とのこと。
氏名、新住所、電話番号、旧住所を伝え、
無事、本人確認できたところで、
私が転居日だと届けた日に間違いが無いか、
郵便局へ転居届は出したかを
確認してくれました。
他の郵便物は既に転送されていたので、
郵便局へ提出した転居届に
問題がないことは明らかです。
往復はがきは転居日の翌日に発送
コールセンターの女性は、
申し訳なさそうな声色で、
次のように話し始め・・・
「ご本人様確認のために
郵便局様のお力をお借りして、
転居日の翌日以降に、
旧住所から新住所へ転送されるように、
往復はがきを発送しております。」
「転送届も提出されていて、
他の郵便物もお手元に
届いているということですので、
日曜日を間に挟むことを考えても、
恐らく今日明日中には届くと思いますが、
ご確認いただけますでしょうか。」
と、大変丁寧に説明して下さったのです。
届かなくて当たり前だった
私は勝手に仮申し込み日を基準に考え、
はがきが届かないと焦ったのですが、
本来、本申込書となる往復はがきは、
転居日の翌日以降の発送。
電話した段階で、
はがきが届いていないのは、
当たり前のことでした。
しかも、後で気付いたのですが、
ヤマト運輸のホームページの
宅急便転居転送サービス利用方法にも、
その旨がきちんと書かれていたのです。
つまり私は利用方法すら十分に確認せず
前も利用したから大丈夫だろうという
思い込みだけで仮申し込みをし、
はがきが届かないと焦り、
問い合わせしてしまったということ。
電話も混雑していただろうに、
私の単なる勘違いのため、
コールセンターの方に
ただただ時間を取らせてしまい、
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
電話を切った10分後に届き、反省
しかも、問い合わせの電話を切った
10分後に郵便受けから音がしたので、
見に行ってみると・・・
本申込書となる往復はがきが、
郵便局の転送を経て届いていたのです。
※左上は個人情報なので、
原始的な方法で隠しております(;^_^A
問い合わせをした直後に、
往復はがきが届くなんて・・・。
無事に届いた安心感よりも、
私はなんて迷惑な客なんだと
自責の念に駆られたのは
言うまでもありません。
これ以上、迷惑は掛けたくないので、
届いたはがきの内容をよく読み、
署名捺印をして、
すぐに返送することにしました。
ちなみに仮申し込み時に、
家族全員分の名前を入力しても、
本申込書となる往復はがきは、
1人分だけ送られてきます。
我が家も夫と2人分申し込みましたが、
クロネコメンバーズ会員である
私にだけはがきが届きましたよ。
転居確認書は1週間以内に返送
「転居確認書」と書かれた
返送用のはがきの裏面の下に、
氏名記入欄があります。
氏名を記入した右側に印鑑を押し、
青い氏名欄保護シールを上から貼り、
郵便ポストに投函するだけ。
使用する印鑑は「シャチハタ可」と
書かれていましたよ。
※はがき返送後の流れについて、
記事下に追記しました。
(2017年10月30日)
転居確認書の注意点
最も注意しなければならないのは、
転居確認書の返送期限。
このはがきをお受け取りいただきましたら、
1週間以内にご返送ください。
万一、返送期限を過ぎてしまった場合は、
「宅急便転居転送サービス事務局」へ
電話連絡しなければなりません。
氏名を書いて印鑑を押すだけですから、
はがきが届いたらすぐに返送するように
心掛けると良いですね。
ヤマト運輸へ返送はがきが届くと、
宅急便転居転送サービスの開始となり、
1年間は前の住所宛ての荷物も、
郵便物と同じように、
新住所へ転送されるようになります。
宅急便転居転送サービスが利用できないもの
往復はがきに宅急便転居転送サービスの
詳しい説明が書かれていました。
ヤマト運輸で配送を請け負っている
全ての荷物が対象ではなく、
サービスが利用できないものもあるので、
しっかり把握する必要があります。
●「宅急便転居転送サービス」を
ご利用いただけない商品は以下の通りです。
・宅急便コレクト
・往復宅急便
・ゴルフ/スキー/空港宅急便
・オークション宅急便
・クロネコDM便
・その他ご依頼主から
転送不要とご指示いただいた荷物
多くの方が利用しているのは、
旧クロネコメール便である
クロネコDM便だと思いますが、
残念ながら対象外なので要注意。
クロネコDM便で定期的に届く、
通販のカタログ等があるなら、
発送元である通販会社に連絡を取り、
発送中止依頼をすると安心ですね。
個人宅の日本国内転居のみ対象
宅急便転居転送サービスは、
日本国内での個人の家の
引っ越しのみが対象。
会社等の転居は対象外です。
そして、個人であっても、
国内から海外への引っ越しは
対象外になりますよ。
最後に
2度目の利用になるにも関わらず、
3年前にもはがきが届かないと
電話連絡した記憶があります。
原因はわかっているのです。
それはヤマト運輸のサイトの
トップページを経由せず、
直接、クロネコメンバーズの
自分のページに入り、
すぐに仮申し込みしたから。
サービス内容を確認する項目を
自分が勝手に飛ばしていたのです。
私の勘違いなのにも関わらず、
電話口で丁重に説明して下さった
コールセンターの方には、
本当に感謝しています。
神対応でした。
2、3年後となる次回の引っ越し時には、
同じ間違いを繰り返さないように
十分注意します。
備忘録と反省文に
長々とお付き合いいただき、
ありがとうございました。
【追記】はがき返送後の流れ
本申込用のはがきをポストに投函し、
一週間前後でヤマト運輸さんから、
新居へ届いたものがあったので、
お伝えしますね。
それはこちらの宅急便。
※青とピンクの付箋部分には、
個人情報が書かれています。
ピンクの付箋で隠した部分には、
お届け先の住所が印刷されていますが、
その住所は引っ越し前のもの。
旧住所の上にかかるように、
「転居先住所」と書かれ、
現在住んでいる家の住所が印刷された
黄色いシールが貼られていましたよ。
つまり、旧住所に送られた宅急便は、
実際、このようなラベルで、
転送されて来るということですね。
転送郵便物と同じ感じです。
ご利用開始のご案内
封筒になっているので中を開けてみると、
クロネコメンバーズ
宅急便転居転送サービスご利用開始のご案内
というリーフレットが1枚入っていました。
これで、ヤマト運輸さんへ無事に
返送はがきが届き、
サービスが開始されたことを
確認できるので安心できますよね。
余談ですが・・・
台風で激しい雨の中、
配達して下さった
ヤマト運輸のお兄さんの笑顔が
輝いていたのが印象的でした。
電話でも配達時の接客でも、
気持ちの良い対応をして下さる
ヤマト運輸さんに感謝です。