転勤族15年目。
今は転勤族の妻という立場ですが、
この度、10月1日付で県外転勤が決まり、
7度目の引っ越しを控えています。
引っ越しの度に悩まされるのが、
賃貸物件によって
収納スペースが違うこと。
ただでさえ、お金がかかるのに、
引っ越しの都度、
収納グッズを買うのは大変!
お金をかけずに手作りできたら、
嬉しいと思いませんか?
高い場所の収納に悩む
キッチン、トイレ、押入、
クローゼットなど、
収納スペースがある場所は、
賃貸物件によって、
奥行も高さも幅も当然違います。
全て有効活用したいものの、
引っ越し前の家で使っていた
収納グッズのサイズが合わず、
買い替えるのはよくあること。
特にサイズの違いに悩むのは、
手の届きにくい高い場所の
収納スペース。
身長156㎝だと思っていたら、
最近155.5㎝だと発覚した
背の低い私にとっては、
本当に悩ましいことなんです。
トイレの収納の高さに悩んだ
3年前に引っ越して来た今の家は、
トイレの収納棚の位置が高く、
腕を思いっきり伸ばして、
やっと手が届く感じ。
手持ちの収納ボックスのサイズは、
全く合わなかったので、
お菓子の缶を置いてみたのですが・・・
ギリギリ届くことは届くけど、
取り出しにくいし、
缶の重みで勢いがついて落ちやすく、
毎日使うには危なかったのです。
無印良品等で市販の収納ボックスを
買うことも考えたのですが、
2~3年に1度は引っ越すので、
次の家でも使えるとは限りません。
ということで、お金をかけずに、
本来、処分するものだけを使って、
思いつきで作ってみた収納ボックス。
1年位しか持たないかなと思いきや、
3年間便利に使い続けられたので、
作り方を紹介しますね。
引き出し収納ボックスの作り方
3年間使い続けたものは、
後程、お見せしますが、
まずは手元にあるものを使い、
作り方を説明させて下さい。
【用意するもの】
・空き箱(お菓子の箱等)
・紙袋(持ち手が紙以外の丈夫な紐のもの)
・テープ(マスキングテープ、セロテープ等)
・先端が尖ったドライバーや目打ち等
【作り方】
1.紙袋の結び目をほどき紐を外します。
2.空き箱の側面に、紐を通すための
穴を開ける位置を決めましょう。
私はズボラで不器用なので、
紙袋を箱の側面に合わせ、
マスキングテープで留め、
穴を開ける位置を決めていますよ。
3.先の尖ったドライバーで、
箱の側面に穴を開けましょう。
紙袋の穴に合わせて、
ドライバーを通せば良いだけなので、
位置がずれることもありません。
4.紙袋を箱から外したら、
紐を通し、先を結べば完成です。
収納したい場所に箱を持って行き、
自分が取り出しやすいように、
紐の長さをこのように調整しましょう。
結び目が解けるのが心配なら、
上からセロテープやマスキングテープ、
透明ガムテープ等を貼ると良いですよ。
それでは実際に私が3年間使い続けた、
手作り引き出し収納ボックスを
お見せしますね。
引き出し収納ボックスの使い方
今の家のトイレの収納棚で、
実際に使っていた、
収納ボックスはこちら。
3年間、ほぼ毎日引き出していましたが、
壊れずに使い続けられました。
底に使っているのは、
沖縄のお土産品店の袋を
底の大きさに合わせて切ったもの。
箱は埃が溜まりやすいので、
拭き掃除しやすいように、
シート代わりに袋を敷きました。
紐の結び目の上に、
透明のテープを貼って補強。
結婚式の引き出物の箱のフタと、
紙袋の紐で作ったものなので、
深さもあり使い勝手が良いです。
中に入れている物は、
主に掃除用品ですね。
棚の上に置くとこんな感じで、
紐があることで背の低い私でも、
安全に出し入れできますよ。
なぜ、紙袋の紐と空き箱を使うのか。
それには転勤族ならではの、
理由があるからなのです。
紙袋の紐と空き箱を使う理由
引き出し収納ボックスの材料は、
不要な箱と紙袋。
引っ越し前に処分するから、
手元に無いのでは?
と思うかもしれません。
でも、考えてみて下さい。
新任地に着任した初日、
最初に必ずやることを。
転勤族ならではの理由
転勤後、最初にやることと言えば、
新たな同僚への挨拶ですよね。
個包装のお菓子を渡しながら、
挨拶回りしませんか?
挨拶後、手元に残るのは、
お菓子の空き箱と、
箱を入れていた紙袋。
これらを会社で処分せずに
持ち帰って来て、
引き出し収納ボックスに
リメイクすれば良いわけです。
紙袋の持ち手が紐ではなく紙の場合
もし紙袋の持ち手が紐ではなく、
紙製だった場合は、
紙袋の使用は諦めましょう。
ヘアゴムやリボン、
梱包用のビニール紐など、
代用できるものは、
意外とたくさん家にあるはず。
代用できるものがあるのに、
私がわざわざ紙袋の紐を使うのには、
他にも理由があって・・・。
紙袋の紐にこだわる理由
紙袋の紐にこだわる理由は、
丈夫で長さ調整しやすいから。
紙袋は重い物を入れて
持ち歩き続けても、
持ち手が切れることって、
ほとんどありませんよね。
それだけ紙袋の紐は丈夫。
それに市販の収納ボックスの多くは、
持ち手の長さ調整ができません。
その点、紙袋の紐は、
長めに作られているので、
自分で引き出しやすい長さに、
調整できて本当に便利。
高い場所で快適に使うには、
ある程度、持ち手に長さが無いと
取り出しにくいですからね。
残った紙袋も収納に使える
紐を取り外して残った紙袋も、
収納に使えるのも便利な所。
衣装ケースの高さに合わせて、
紙袋の上の部分を手で折り・・・
こんな感じで衣装ケース内で、
小物類の仕切りとして、
使うこともできますよね。
冷蔵庫の野菜室の仕切り等に
使っている人も多いです。
こうすれば紙袋の本体も、
持ち手の紐も全て使えて、
無駄になることはありません。
お金がかかっていないので、
汚れたら捨てれば良いと、
気楽に作れるところも、
とても気に入っています。
最後に
ただでさえお金がかかる引っ越し。
頻繁に引っ越しを余儀なくされる
転勤族だからこそ、
なるべくお金をかけずに、
家にあるものを利用して、
快適な暮らしを送るための
一工夫が必要だと感じています。
手作り引き出し収納ボックスは、
背が低くて高い場所に
手が届きにくくて悩んでいる方には、
特におすすめですよ。
自分好みのサイズで、
作ってみてはいかがでしょうか。