ゆきのココだけの話

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田んぼアート(青森県田舎館村)が見頃だと思い混雑覚悟で行ってみたのですが・・・

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2017年の田舎館村の田んぼアート、

例年と状況が少し違う気がするのは、

私だけでしょうか。

  

田んぼアートのクオリティは、

過去最高レベルに高く、

迫力があり実に素晴らしいもの。

 

わざわざ観に行く価値があると、

自信を持ってお勧めしたいほど

感動したのですが・・・

 

「あれ?おかしいな?」

と拍子抜けしたことがあったのです。

 

第1田んぼアート(役場)へ行ってみた

 

青森県南津軽郡田舎館村で、

今年は10月9日まで開催している

田んぼアートですが、

会場が2箇所に分かれています。

※10月1日は稲刈り体験のため

観覧できないとのこと。

 

石のアートも楽しめる、

「道の駅いなかだて弥生の里」の

第2田んぼアート会場。

 

今年のテーマは桃太郎です。

 

まだ田植えが始まる前の5月、

石のアートを観覧するために

訪問したのが第2会場ですね。

 

www.yukicoco.net

 

そして田舎館村役場内にある

展望台から楽しめるのが、

第1田んぼアートです。

 

先週、夫が夏休みだったので、

地元へ帰省がてら

立ち寄ってみることにしました。

 

田舎館村役場は城

 

第1田んぼアート会場である

田舎館村役場はこちら!

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駐車場から撮った写真なので、

迫力や雰囲気が伝わりにくいかな?

 

村役場だとは思えないほどの、

立派なお城が、そびえ立ちます。

 

駐車場の入口に「田舎館城」という

大きな看板もありましたよ。

 

駐車場側の役場正面玄関は、

役場へ用事がある人用の入口。

 

田んぼアート目的の訪問の場合は、

正面玄関から左側に進むと、

文化会館入口とあるので、

そこから入場することになります。

 

正面玄関に案内板がありますよ。

 

ちょうど田んぼアートは見頃の時期。

混雑覚悟で入口へ向かったのですが・・・

 

例年との違いに拍子抜け

 

実はここ数年、帰省する度に、

田舎館村役場展望台から

田んぼアートを楽しもうと

何度か訪問していたのです。

 

でも、いつも展望台には行けず、

役場の向かい側にある

田んぼアート商店街へ立ち寄るだけ。

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ソフトクリームを食べながら、

展望台から田んぼアート見たかったなと

毎回思っていたものでした。

 

展望台へは入館券を買い、

エレベーターで向かうのですが、

券売機までの行列が、

毎年とにかく凄いのです。

 

待ち時間が1時間以上になると、

整理券が配布されるのですが、

平日でも入場できるのは数時間後。

 

時間の都合上、

入場を断念し帰るパターンでした。

 

観光バスが1台停まっていたものの・・・

 

今年こそは展望台に行きたかったので、

時間に余裕を持って出掛けたものの、

その日は平日とは言え、快晴の日の午後。

 

観光バスが1台停まっているのも見えます。

 

数時間待つ覚悟をし、

文化会館入口へ向かったのですが・・・

 

「あれ?おかしいな?」

 

例年なら入口の外まで

行列ができているのですが、

今年は並んでいる人もいないし、

整理券の案内板や

配布するスタッフもいません。

 

文化会館入口からスムーズに入場し、

入館券を購入できたのは初めて。

 

4階展望台への入館料は、

大人(中学生以上)300円、

小学生は100円、

未就学児は無料ですよ。

 

エレベーターの前には

10名ほど並んでいましたが、

例年の混雑状況とは全く異なり

何だか拍子抜けしてしまいました。

 

念願叶って展望台へ行けるので、

嬉しいことは嬉しいのですが、

もしや田んぼアートの人気急落!?

と少し不安に・・・

 

第1田んぼアートの迫力が凄すぎ! 

 

エレベーターで展望台がある

4階へ到着するとすぐに、

広大な田んぼアートが!!!!

 

2017年の第1田んぼアートは、

日本神話ヤマタノオロチ伝説の

「ヤマタノオロチとスサノオノミコト」

 

左側がヤマタノオロチ。

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下の部分には「青天の霹靂」という

青森の特A米の銘柄名が書かれています。

 

古代米など数種類の銘柄の稲で、

迫り来るような立体感のある

アート作品に仕上げているのです。

 

そして右側がスサノオノミコト。

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下の部分にはこちらも青森の

「あさゆき」という米の銘柄名が

書かれていましたよ。

 

細部まで美しく表現されている

見応えのある作品を堪能でき

満足したのですが、

せっかくなので6階の天守閣からも

観てみることにしました。

 

役場6階の天守閣からの風景

 

天守閣へ行くためには、

別途、入館料が必要となり、

入館券は4階エレベーター前で

購入できます。

 

6階天守閣への入館料は、

中学生以上の大人は200円、

小学生100円、未就学児無料。

 

6階へはエレベーターではなく、

階段で行くことになりますよ。

 

天守閣に到着し、

目に飛び込んできたのがこの風景。

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薄っすらと見える山が岩木山。

通称、津軽富士です。

 

天守閣の警備員さんによると、

岩木山がここまではっきり見えたのは、

数週間振りのことなんだとか。

 

外に出てみると

田んぼアートが見えるのですが・・・

 

4階と6階では見え方が変わる

 

実は第1田んぼアートは、

4階の展望デッキから観る想定で

設計されているため、

4階と6階では見え方が違うのです。

 

天守閣から観たヤマタノオロチ。

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4階のものより細長く見えませんか?

 

スサノオノミコトも。

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見え方の違いを楽しめるのも

面白いなと思いましたよ。

 

田んぼアートを堪能し、

帰ろうとしたら・・・

 

田んぼアートの見頃を教えてくれた

 

天守閣の警備員さんが、

「どこから来たの?」

と笑顔で話しかけてくれました。

 

とても感じの良い、

優しい笑顔の警備員さんです。

 

その警備員さんによると、

田んぼアートの一番の見頃は、

7月20日過ぎから、

お盆前の8月12日頃なんだとか。

 

私は今の状況でも、

かなり満足していたのですが、

もう少し早く来ていれば、

もっと色がはっきりし

きれいで見応えがあるそうです。

 

惜しかったですね。

 

見頃から少し時期がずれたから、

行列ができるほどの

混雑ではなかったのかもしれません。

 

最後に 

 

混雑覚悟で訪問しましたが、

スムーズに田んぼアートを観覧でき、

大満足できました。

 

昨年までは真田丸やスターウォーズ等、

その年の話題に合わせた作品が

ずっと続いていましたが、

今年は日本神話がテーマ。

 

例年よりも話題性に欠けるため、

来場者数が減っているとも

残念ながら言われているそうです。

 

でも、実際に観てみると、

過去最高レベルのクオリティで

本当に見ごたえがあり感激しますよ。

 

2017年は10月1日以外

10月9日まで毎日楽しめるので、

青森観光に訪れる機会があれば、

一度、行ってみてはいかがでしょうか。

田んぼアートの村 | 田舎館村