今朝、8月2日のNHKあさイチで、
老舗日本料理店「日本橋ゆかり」の
野永喜三夫シェフが、
あさイチ版の万能調味料「水塩」を考案し、
紹介してくれたのを観ていたら、
もう、作りたくて作りたくて・・・
浅漬け、肉料理、炒め物、お浸しなど、
万能に使える上に作り方も簡単すぎ!
しかも、まとめて作れば、
冷蔵庫で1、2週間保存できるなんて、
私のようなズボラには最高の情報。
かなり美味しいとのことなので、
大いに期待しながら作ってみることに。
伝統調味料「水塩」あさイチ版を作ってみた
あさイチによれば「水塩」は、
江戸時代からある伝統的な万能調味料。
和食の定番調味料らしいのですが、
私は全然知りませんでした。
野永シェフが家庭でも使いやすい、
あさイチ版の水塩の作り方を考案し、
教えて下さったので作ってみましたよ。
万能調味料「水塩」の作り方
今回は初めてなので、
半量で作ってみることにしました。
【材料】
伯方の塩(好きな塩) 12.5g
水 250㏄
【作り方】
フライパンに塩を入れます。
水を加えたら・・・
ひと煮立ちさせて、
塩を溶かし切ってしまいます。
粗熱が取れるまで置いておけば、
水塩の完成!
水塩と言うのは、
塩分濃度5%の塩水のことですね。
水塩の長期保存方法
私は今晩の炒め物に使ったり、
かぶやキャベツ等を漬けるので、
今日中に使い切る予定。
作り置きする場合は、
煮沸消毒したフタ付きの保存瓶に入れ、
冷蔵庫で1、2週間保存できるそう。
すぐ作れるので、
使う都度作っても良いですよね。
そして作った水塩を使って、
きゅうりを浅漬けにしてみました。
野永流きゅうりの浅漬けを作ってみた
あさイチでは「きゅうりの塩もみ」と
紹介されていましたが、
即席なら2時間で食べられる浅漬けです。
この前、いただいたきゅうりが、
ちょっと小振りだったので、
2本で普通のきゅうりの1本分。
重さを測ったら82gでした。
このきゅうりを使って作ります。
野永流きゅうりの浅漬け(塩もみ)レシピ
きゅうりを薄切りにしたら、
ジッパー付きの保存袋に入れて、
水塩を大さじ1加えましょう。
きゅうり1本(80g)に対して、
水塩大さじ1が黄金比率なんだとか。
1分間、手で揉み続けます。
袋の手前からくるくる巻き、
袋の空気をなるべく抜いたら、
ジッパーを閉じましょう。
袋を平らな状態にして、冷蔵庫に保存。
最低、2時間漬ければ完成です。
野永シェフは半日以上漬けることを
お勧めしていましたよ。
2時間漬けた浅漬けを食べてみた
即席なら2時間で食べられるので、
どんな感じなのか食べてみることに。
2時間後の袋の状態はこちら。
結構、きゅうりからの水分も出て、
浸かっている感じですよね。
さて、食べてみましょう。いただきます!
あ!2時間でも十分美味しい( *´艸`)
水塩を使ったおかげで、
味がまろやかで塩の尖った感じが無く、
全体にバランスよく味が広がり、
とても美味しいです。
普段、自分で作っていたものとは、
完全に違うものが出来上がりました(^▽^;)
私はあまり浸かり過ぎた漬物が
得意ではないので2時間でも
ちょうど良いですが、
やっぱりもっと長い時間漬けた方が、
味が染みて美味しそうですね。
このまま、残りは半日以上漬けてみます。
結果は半日以上経過した後、
追記しますね。(→記事下に追記しました)
最後に
野永シェフ考案、あさイチ版の水塩は、
きゅうりだけではなく、
他の野菜の浅漬けにも使えますし、
炒め物にも使えるので便利。
きゅうりの浅漬け(塩もみ)以外にも、
野永シェフはレシピを紹介して下さったので、
気になる方は、あさイチのホームページを
チェックして下さいね。
簡単で美味しく万能な調味料に出会えて、
久し振りに朝からテンション上がりましたよ。
試してみてはいかがでしょうか。
追記(8月3日)漬けてから1日経過
きゅうりを水塩で漬けてから、
ちょうど丸1日経過しました。
やはり2時間後の状態よりも、
かなり水分が出てきましたね。
袋を開けた時の匂いですが、
2時間後はほとんど無し、
でも丸1日経つと、
漬物らしい匂いがします。
味も塩気が増しているだろうなと思い、
食べてみたら・・・
意外にもまろやかであっさり。
普段から濃い味の漬物を食べ慣れている
北東北出身の人には、
物足りなさを感じる薄味だと思います。
個人的には2時間後に食べるのが好き
私はかなりあっさり味の漬物が好きなので、
個人的には水塩で漬けてから、
2時間後に食べたものが、
一番美味しいと感じました。
きゅうりのシャキシャキ感も
残っていますからね。
ただ、これは本当に好みが分かれるので、
まずは作ってみて、
自分の好きな味になるタイミングを
見つけてみることをお勧めします。
旅館や料亭で出てくるような、
上品な味を家庭で簡単に楽しめますよ。