焼き飯とチャーハンの違いを聞かれて、
すぐに答えられますか?
私は地域による呼び方の違いで、
焼き飯とチャーハンは、
同じものだと思っていたのですが・・・
美味しい焼き飯の作り方を知り、
焼き飯とチャーハンの違いが、
わかってきましたよ。
※簡単にパラパラチャーハンにする
作り方を記事下に追記しました。
焼き飯とチャーハンの違いがわかりにくい
焼き飯とチャーハンの違いは、
地域による呼び方の違いだと、
思い込んでいました。
マクドナルドの呼び方が、
マックかマクドかの違いのような感じで。
クックパッドで試しに、
「焼き飯」で検索してみたら、
チャーハンのレシピがずらり・・・。
でも、チャーハンは漢字表記だと、
「炒飯」ですよね?
「焼く」と「炒める」では、
調理の仕方が当然違うので、
やっぱり別物なんじゃないかと、
思ったわけです。
ただ、決定的な違いが、
他にもある気がしたので、
調査してみました。
焼き飯とチャーハンとピラフの違い
焼き飯とチャーハンの違いだけでなく、
同じお米を主とした料理の、
ピラフとも比較してみます。
作り方の違いについて
焼き飯とチャーハンとピラフは、
作り方が少しずつ違うんですよ。
まずチャーハンですが、
炊いたご飯を卵、焼き豚、
ネギ等の野菜と一緒に、
炒めたものですよね。
ピラフは生のお米から作ります。
お米と玉ねぎをバターで炒め、
肉や野菜、スープを入れて、
弱火で炊くものですね。
洋風の炊き込みご飯のような感じ。
最後に焼き飯ですが、
チャーハンとの違いがあいまいです。
一説によれば、
チャーハンは先に卵を入れるに対し、
焼き飯は後から入れるとのこと。
調味料の違いについて
それから、
使う調味料にも違いがあるんです。
チャーハンは醤油やごま油、
ピラフはバターやブイヨン、
そして焼き飯は・・・
ソースや和風だしを、
使うのが主流なのだそう。
調味料の違いを知れば、
味のイメージがしやすいので、
違いがわかりやすいですよね。
地域による違いもある
それぞれの料理の発祥の地や、
よく食べられている地域も違います。
チャーハンは皆さんご存知の通り、
中華料理ですよね。
ピラフはトルコ料理なのだそう。
知りませんでした(^▽^;)
ヨーロッパの方の料理なのだと、
思い込んでいたのでびっくり!
そして気になる焼き飯は、
お好み焼きなど鉄板料理屋さんが多い、
関西でよく食べられているもの。
一世風靡したそばめしも、
焼き飯のアレンジ料理だったんですね。
ということで、
やっぱり焼き飯とチャーハンは違うもの、
ということがわかりました。
呼び方の違いじゃなかったんですね。
よく考えたら、
焼き飯って食べたことないかも・・・
美味しい簡単焼き飯の作り方
焼き飯とチャーハンの違いを知り、
基本的な焼き飯を食べたことが無いと、
気付いてしまいました。
そばめしは流行った時に、
冷凍食品のものを買って、
食べてみたことがあるんですけど。
美味しくて簡単な焼き飯の作り方を、
教えてもらったので紹介します。
焼き飯の簡単レシピ
【材料】
ご飯 茶碗2杯分
豚肉 50g
玉ねぎ 1/4個
塩こしょう 少々
ソース 大さじ4
卵 1個
油 適量
【作り方】
1.玉ねぎをみじん切りにします。
2.豚肉を食べやすい大きさに切ります。
3.熱したフライパンに油をひき、
豚肉を炒めます。
4.玉ねぎを加え、さらに炒めます。
5.ご飯を入れほぐします。
6.ソースと塩こしょうを入れて混ぜます。
7.ご飯の真ん中にくぼみを作り、
卵を割り入れたら完成です。
京都出身の友達に、
焼き飯の作り方教えて!と言ったら、
教えてくれたのですが・・・
「焼き飯も知らんの!?」と、
言われてしまいました(^▽^;)
ホットプレートで豪快に作り、
味付けは濃い目が美味しいとのこと。
最後に割り入れる卵は、
目玉焼きにして、
上に乗せるのもおすすめ。
具材はウィンナーやピーマンなど、
好きなものを入れてアレンジしても、
良さそうですね。
紅しょうがや青のりをトッピングすると、
より美味しく食べられますよ。
たまには焼き飯も良いかもね
ソースで味付けをする、
焼き飯の作り方を聞いたら、
やっぱりチャーハンとは別物だと、
わかった気がします。
ただ、卵を入れるタイミングは違うものの、
基本的な作り方が、
チャーハンと焼き飯では、
あまり変わらないな~と思うのは、
私だけでしょうか・・・
チャーハンに飽きたら、
たまには焼き飯を作ってみるのも、
良いですよね。
あー、お腹空いてきた・・・。
【追記】簡単プロ級!パラパラチャーハンの作り方
たまには焼き飯も良いとはいえ、
やっぱりチャーハンの方が好き!
という人も多いことでしょう。
実は私もそうです(^▽^;)
でも、家でパラパラチャーハンを、
作りたいと思っても、
お店のようには上手くできないもの。
2017年2月4日に放送された、
サタデープラスを見たら、
水島弘史シェフが紫吹淳さんに、
チャーハンの作り方を伝授していました。
その作り方が簡単すぎてびっくり!
実際に作ってみたら、
とても美味しかったので、
レシピを紹介しますね。
ポイントは最後の30秒以外、
全部弱火で調理することなんです。
超簡単!水島流プロ級チャーハンの作り方
【材料・2人分】
ご飯(炊いたもの) 200g
卵 2個
長ねぎ(白い部分) 1本
レタス 1玉
ハム 4枚
ごま油 小さじ1弱
塩 小さじ1弱
ブラックペッパー 小さじ1と2分の1
サラダ油 小さじ4
※作りやすい分量にアレンジしました。
【作り方】
1.卵をボウルに割り入れ、よく溶きほぐす。
2.長ねぎはみじん切り、レタス、ハムは
食べやすい大きさに切る。
3.ボウルにザルを乗せたら、
炊いたご飯を入れて、
大さじ4の水(分量外)をスプーンでかけ、
混ぜながらご飯の粘り気を洗い流す。
4.サラダ油を3の上にかけて混ぜる。
ご飯の表面にツヤが出たらOK。
5.フライパンに油(分量外)と卵を入れてから、
弱火にかける。
6.焦げないようにヘラ(ゴムベラ)で、
全体を混ぜながら2分間加熱し卵に火を通す。
7.卵が半熟になったら4のご飯を一気に加える。
8.ゴムベラでご飯を切るように混ぜ、
絶対にフライパンは振らないようにする。
9.ご飯と卵が十分混ざったら、
ヘラでご飯を脇に寄せ中心を丸く開ける。
10.中心に長ねぎを入れ香りが出るまで炒める。
11.長ねぎに軽く火が通ったら全体を混ぜ合わせ、
レタスとハム、塩を加え炒め合わせる。
12.中心を丸く開けたら強火にし、
中心にごま油を流し入れる。
13.ブラックペッパーを振りかけ、
全体を混ぜ合わせたら完成!
フライパンを振って煽るのが苦手なので、
フライパンを振らずに
チャーハンをパラパラにできるなんて、
夢のようでしたよ(^O^)
それに醤油を使わないので、
味もしょっぱくなり過ぎず、
誰にでも上手に作れるのが嬉しい所。
卵かけご飯状態にして炒めるデメリット
チャーハンをパラパラにするため、
ご飯にあらかじめ溶き卵を混ぜ、
卵かけごはん状態にしてから、
炒める作り方も人気ですが・・・
水島シェフによれば、
卵がご飯全体にコーティングされることで、
味付けしても味が染み込みにくいという、
デメリットがあるんだとか。
だから、あえて卵を弱火で半熟にした後、
ご飯を一気に入れているそうですよ。
水島流チャーハンは、
本当に美味しいので作ってみて下さいね。