加湿器は健康やお肌のためにも、
乾燥する季節には欠かせないアイテム。
でも、そんな加湿器が、
健康を害する原因になるかも・・・
犯人は加湿器に発生し得るカビ(>_<)
毎日使うからこそ、
意識してしっかり対策したいものです。
普段からきちんとお手入れしていれば、
カビの発生を防ぐことができますよ。
加湿器をお手入れしないとどうなるの?
加湿器をちゃんとお手入れしてる人って
意外と少ない気がします。
加湿器の掃除の頻度は、
メーカーにもよりますが、
2週間〜1ヶ月に1回が理想なんですって!
あ・・・やばいかも(-_-;)
毎日水を交換していても、
掃除を怠ってしまうと、
加湿器内部にカビが発生してしまいます。
すると、カビが蒸気と共に、
部屋中を漂ってしまうことに(>_<)
部屋にカビが飛んでるなんて
考えただけで気持ち悪い・・・。
加湿器病って何?
しかも空気中に漂ったカビを吸うことで、
「加湿器病」という病気にかかる
可能性もあるんだとか。
加湿器病は立派なアレルギー性の肺の病気。
症状は風邪に似ているので、
加湿器病にかかっていることに気付かないのが、
加湿器病の恐ろしい所です。
アレルギーなので症状が重くなると、
呼吸困難を起こすこともあるんだとか。
これは加湿器のお手入れは、
徹底してやらないとマズイですね。
カビを発生させないためのお手入れ方法
カビを発生させないための、
基本的なお手入れ方法を紹介します。
タンクの水は毎日変える
タンクの水は毎日取り替えないと、
カビが発生しやすくなるので、
タンクに水が残っていても必ず変えましょう。
自宅の加湿器はこまめに変えてるから大丈夫!
と思っていても、
盲点なのは職場の加湿器。
誰かが交換してくれると思わずに、
自ら水を変えるなり、
当番制にするなりして変えた方が、
身のためですよ。
私は前の職場では当番制にしました(^▽^;)
水道水を使う
水道水には塩素が含まれている分、
カビの繁殖を抑えることができるんだとか。
加湿器の説明書を見ると、
ミネラルウォーターではなく、
水道水を入れて下さいって書いてありますよね。
注意したいのは、
水道の蛇口に浄水器をつけている場合。
浄水器の水はカビの原因になりやすいので、
浄水器を使っていない水道の水を
使うように注意しましょう。
外側のフィルターは毎日掃除
中のフィルターを毎日掃除するのは、
なかなか厳しいものがありますが、
外側の小さなホコリを取るフィルターは、
毎日こまめに掃除して下さいね。
フィルターだけではなく、
加湿器本体の外側も、
乾いたタオルで拭くようにすれば、
中に汚れがたまりにくくなりますよ。
使わない時はタンクを空にする
使わない日は水を抜いて、
タンクもしっかりと乾かしておくと、
カビは発生しにくくなります。
使う時に水道水をその都度入れる、
という習慣を付けるのが大事ですね。
加湿器にカビが発生してしまったら?
「でももう手遅れかも(>_<)
カビっぽい臭いがしてるし・・・」
そんな場合でも大丈夫です!
カビが発生してしまっても、
きちんと掃除してカビを撃退しましょう!
でも正直、洗剤を使って、
掃除をするのには抵抗があります。
蒸気を吸い込むと考えれば、
なるべく体に優しいものを使って、
お手入れしたい!
そんな時にはクエン酸がおすすめ。
ただし、加湿器の機種によっては、
クエン酸を使えない物もあるので、
取扱説明書をよく読んでから試して下さいね。
加湿器のカビ掃除の方法
では、加湿器のカビ掃除の方法を紹介します。
<用意するもの>
・クエン酸 大さじ2
・ぬるま湯 4リットル
・大きめのバケツ
<フィルター・トレイなどのつけ置き>
クエン酸とぬるま湯をバケツに入れ、
フィルター・トレイなど、
水洗いできるパーツもバケツに入れます。
1時間ほど浸けてから水洗いし、
しっかりと乾かしましょう。
<加湿器本体の洗浄方法>
クエン酸とぬるま湯を混ぜたものを、
加湿器のタンクに入れます。
通常モードで約1時間運転し、
終わったらタンクをキレイに洗って下さい。
カビの臭いが取れない場合の対処方法
カビ独特の臭い、イヤですよね。
加湿器の蒸気からカビの臭いがしたら
クエン酸での洗浄に加えて、
重曹での臭い取りもおすすめ。
<用意するもの>
・重曹 大さじ8
・ぬるま湯 2〜4リットル
・大きめのバケツ
ぬるま湯と重曹をバケツに入れ、
そこにフィルター・トレイなど、
水洗いできるパーツを入れます。
約1時間浸け置きして水で良く洗い、
しっかりと乾かしましょう。
最後に
加湿器はインフルエンザや風邪予防、
お肌の乾燥防止などのために
使うものですが、
お手入れ次第では病気の原因になるもの。
職場の加湿器は、
本当に気をつけた方が良いですよ。
誰かが掃除してくれるだろう、
誰かが水を交換しているだろうと、
つい思いがち。
タンクの水が無くなったら補充する人は、
いるかもしれませんが、
お手入れが行き届いていないかもしれません。
今年の冬は、キレイな加湿器で、
病気知らずで乗り越えたいものですね。