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【あさイチ】かたくり粉のプロ級活用術!でんぷんだんごって郷土料理知ってる?

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片栗粉をちゃんと使いこなすのって、

意外と難しいな~って思いませんか?

 

10月4日放送のNHKあさイチのスゴ技Qは、

「驚き!かたくり粉ワールド」

 

※放送内容を追記しました。

記事の後半を見て下さいね。

 

片栗粉を使う時のコツを覚えるだけで、

いつもの料理がプロ級に早変わりする、

というから楽しみ!

 

そして北海道小清水町の郷土料理の、

でんぷんだんごを絶品にするコツが、

気になるんです・・・。

 

「でんぷんだんご」って、知っていますか?

 

でんぷんだんごってどういうもの?

 

でんぷんだんごとは、

北海道小清水町の郷土料理で、

片栗粉と煮豆を使って作るお菓子。

 

小清水町の特産品はジャガイモで、

ジャガイモのでんぷんでできた、

片栗粉の産地なんだとか。

 

でんぷんだんごが郷土料理として、

広まるようになったのは、

1940年頃にじゃがいもの貯蔵期間を長くしようと、

作り始めたのがきっかけ。

 

農家の人々に受け継がれ、

郷土料理、ソウルフードになったのだそう。

 

世界一のだんごとしてギネス認定!

 

このでんぷんだんごですが、

普通のソウルフードとは違うんです!

 

なんと!「世界一のだんご」として、

ギネス記録に認定されていました。

 

世界一の大きさのでんぷんだんごが、

2011年2月にギネス認定され、

重さはなんと115.5kg\(^o^)/

 

これは凄い!

 

普通のでんぷんだんごの重さは、

100g前後だというので、

比べ物にならないほどの大きさなんです。

 

でんぷんだんごは、

どうやって作るのかというと・・・

 

でんぷんだんごの作り方

 

でんぷんだんごは煮豆から作ります。

 

というのも金時豆を煮る時に出る、

煮汁もでんぷんだんごを作るには、

欠かせないものだからです。

 

小清水町のでんぷんだんごの、

作り方は・・・

 

片栗粉(小清水町産のでんぷん)と、

煮豆、塩、煮豆の煮汁、

80度程度の熱湯をよく混ぜて、

丸くて平たい形を作ります。

 

油を引いた鉄板の上で焼けば完成!

 

詳しいレシピは、

「これぞ小清水!!実行委員会」さんの、

ホームページで確認できますよ。

世界一の「でんぷんだんご」 - 北海道小清水町

 

ただ、煮豆を作るのに、

金時豆を一晩水に漬けて置き、

1時間ほど煮る必要があるので、

意外と手間がかかります。

 

自宅で簡単に作れるレシピを探してみました。

 

でんぷんだんごの超簡単レシピを発見!

 

北海道を離れてからも、

懐かしいソウルフードを食べたい!

 

でんぷんだんごがどんなものなのか、

実際に作ってみたい!

と思うなら・・・

 

やっぱり簡単にできるレシピがあれば、

助かりますよね。

 

クックパッドに片栗粉と甘納豆を使った、

簡単レシピがありましたよ!

 

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cookpad.com

 

煮豆の代わりに甘納豆を使うので、

煮豆を作る手間が省けて簡単!

 

甘納豆、片栗粉、水、お湯、砂糖があれば、

食べたい時にいつでも作れるので便利ですよね。

 

作り方も材料を全部混ぜて、

フライパンで両面を焼くだけという、

シンプルなものです。

 

食べてみたい!と思って、

甘納豆と片栗粉を買ってきたのですが・・・

 

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あさイチで作るコツを紹介してくれる、

ということなので、

あさイチを見てから作ることにしました(^▽^;)

 

放送後に追記しますね。

 

この小清水町の郷土料理以外に、

あさイチでは普段の料理をレベルアップし、

プロ級にできる片栗粉の使いこなし術を、

たっぷり紹介してくれるとのこと。

 

水溶き片栗粉、上手に使いこなせていますか?

 

失敗しないとろみのつけ方

 

あんかけうどんや麻婆豆腐、中華飯など、

餡を使った料理が大好きな私は、

とろみをつけるために片栗粉を使いますが、

ダマになってしまうことも多々あります(-_-;)

 

片栗粉でとろみがつく仕組みは、

じゃがいものデンプンの糊化

 

デンプンの中のアミロース、

アミロペクチンの粘り成分の働きで、

とろみがつくんです。

 

いつも料理が下手なくせに目分量で、

水溶き片栗粉を用意するので、

失敗してしまうんですよね(^▽^;)

 

とろみを上手につけるコツ

 

上手にとろみをつけるポイントは、

「水」と「加熱」にあるのだとか。

 

まず、水溶き片栗粉を作る割合は、

水1(少し多いぐらい):片栗粉1

 

あー、水:片栗粉=2:1くらいで、

いつも作っていました・・・

 

水が多すぎると、

料理が水っぽくなったり、

温度が下がることで、

とろみがうまくつかない原因になるそうです。

 

水溶き片栗粉は入れる直前ではなく、

事前に作っておくのがポイント!

 

でんぷんに水分が十分吸収され、

上手くとろみがつくとのこと。

 

入れてからもコツがあって、

60度を超えた辺りから糊化が始まるので、

料理が煮立ったら一度火を止めるのが、

ダマができにくくなるコツ。

 

少しずつかき混ぜながら入れ、

再び火をつけたら中火にし、

ゆっくり加熱すれば、

プロ級のとろみがある料理になるそうですよ。

 

とろみがあってツヤツヤの餡ができます!

 

あさイチでは・・・

 

片栗粉の特性を存分に活かした、

とろみのつけ方や、

揚げ物に使う時の裏技なども、

たくさん紹介されますよ。

 

片栗粉を使いこなせるようになって、

ワンランク上の料理が作れるようになると、

嬉しいですよね(^O^)

 

放送終了後に番組内容と感想を

追記しますね!

 

追記(10月4日)

 

小清水町の郷土料理は、

でんぷんだんごが紹介されると思いきや、

いもだんごでしたね。

 

ごめんなさいm(__)m

あさイチで紹介された内容は・・・

 

とろみづけのスゴ技

 

・水溶き片栗粉を作るタイミング

 

使う30分以上前に作り置きするのがベスト。

 

片栗粉のでんぷん粒子には、

穴がたくさん開いていますが、

使う直前に水溶き片栗粉を作っても、

でんぷん粒子に水が行き渡らないのだとか。

 

ムラのない均一のとろみをつけるためには、

でんぷん粒子に水を均一に、

浸透させることが必要。

 

そのため、使う30分以上前に、

あらかじめ作り置きしましょう。

 

作り置きしたものはその日のうちに、

使い切ります。

 

どうしても使い切れない場合には、

密閉できるタッパーに入れて、

一晩置く程度が限界だそうです。

 

・水溶き片栗粉を入れるタイミング

 

スープ全体が沸騰してから弱火にし、

水溶き片栗粉を入れていきます。

 

中火で1分以上加熱し、

しっかりと熱を入れるのがポイント。

 

とろみはでんぷん粒子が壊れてできます。

しっかり熱を入れないとダマになるとのこと。

 

水溶き片栗粉の割合は、

片栗粉:水=1:2

 

1:2で良かったんですね(^▽^;)

 

とろみをつける前の、

具材はかために調理しておきましょう。

 

唐揚げのサクサク感アップのスゴ技

 

なんと!片栗粉に水を混ぜたものを、

鶏肉にまぶして使うそうですよ。

 

片栗粉:水=2:1

 

片栗粉に水を入れたら、

空気と水を全体に含ませるように、

片栗粉をもみほぐします。

 

すると細かいダマができるのですが、

このダマがサクサクになるポイント。

 

でんぷん粒子の表面に水の膜ができるので、

あられのようなサクサクができるそうです。

 

揚げ油の温度は180℃で、

4~5分が揚げ時間の目安ですよ。

 

北海道小清水町の「いもだんご」

 

北海道小清水町では、

片栗粉の原料、でんぷん専用じゃがいもの、

アーリースターチが特産品。

 

加熱すると糸が引いて、

食べると歯にまとわりつくくらい、

でんぷん含有量が多いのが特徴の、

珍しいじゃがいもです。

 

小清水町の人達は、

片栗粉(でんぷん)を5kgで買うほど、

日常に片栗粉は欠かせないものなんだとか。

 

そんな小清水町の郷土料理の一つに、

いもだんごがあります。

 

いもだんごのレシピ

 

じゃがいも3個を用意し、

皮を剥き一口サイズに切ります。

 

電子レンジで柔らかくなるまで加熱し、

じゃがいもを潰します。

 

人肌の温かさまで冷めたら、

片栗粉を大さじ3入れて、

粉っぽさがなくなるまで練りましょう。

 

棒状に丸めて1cm幅に切ったら、

フライパンで両面焼きます。

 

そのまま食べても良いし、

汁物に入れると、とろとろで、

中はつるっとして美味しいのだとか。

 

汁物に入れる時には、

いもだんごの真ん中をくぼませるのがポイント。

 

ソイミルクもちのレシピ

 

最後にスタジオでソイミルクもちという、

豆乳を使ったオリジナルレシピの

紹介がありました。

 

豆乳、砂糖、片栗粉をよく混ぜたら鍋に入れ、

混ぜながら加熱し、

よく冷やすだけで完成。

 

豆乳200cc、砂糖20g、片栗粉は30gですよ。