おかひじき、食べたことありますか?
私は大好物なので、
見つけたらすぐ買って食べますが、
知らない人も多いですよね。
5、6年前に職場の先輩から頂いて、
初めて食べてから、
その食感にハマってしまって。
茹で方のコツを押さえると、
とても美味しく食べられるんですよ。
栄養豊富な食材なのですが、
レシピも意外と知られていないようで・・・。
おかひじきは海藻じゃないよ!
おかひじきは名前にひじきと付くので、
海藻だと間違われがちですが、
緑黄色野菜に分類されます。
見た目も海藻に見えなくもないか(^▽^;)
実は東北地方の伝統野菜なんですよね。
ほとんどが無農薬栽培の伝統野菜
おかひじきは東北地方などで、
自然に浜などに生えていたものを、
食用に採って食べたのが始まりなのだそう。
栽培を始めたのは山形県で、
江戸時代にはもう栽培が始まっていた、
歴史ある伝統野菜なんですね。
自然に生えているものも残っていますが、
現在は主に全国各地で栽培され、
流通されています。
おかひじきの旬の時期は?
本来の旬の時期は春なのですが、
栽培されているものだと、
春から晩秋にかけて、
年に数回採れるとのこと。
九州で栽培されているものなら、
秋頃から翌春まで採れるそうですよ。
しかも、嬉しいことに、
害虫が付きにくい野菜なので、
店頭に並ぶほとんどのものが、
無農薬栽培なんですって!
これは嬉しい!(^o^)
通年食べられるようにしてくれた、
技術にも感謝ですね。
無農薬なのも嬉しいですが、
さらに魅力なのがその栄養価です。
おかひじきに含まれる栄養と効能
おかひじきは緑黄色野菜なので、
栄養豊富なのは想像できますよね。
具体的にどんな栄養があるのか、
期待できる効果についても、
改めて調べてみましたよ。
まずは、動脈硬化を予防したり、
発がん作用を抑えてくれるβカロテン。
βカロテンは体内に入った後、
髪の毛、視力、皮膚や粘膜を守ってくれる、
ビタミンAへと変化します。
さらにカリウムも多く含まれています。
なんと!野菜の中でもトップクラスの含有量(^o^)
ということは、むくみにも効果があり、
高血圧予防もできちゃいますね!
カルシウム、マグネシウム、鉄分などの、
ミネラルも豊富なので、
骨を丈夫にしてくれるんですよ。
と、栄養豊富なおかひじきを、
美味しく食べるためには、
茹で方にポイントがあるんです!
おかひじきの美味しい茹で方
おかひじきは青臭さもないし、
クセもないのでとても食べやすい野菜。
美味しい茹で方を紹介しますね。
たっぷりのお湯を沸騰させて、
固い茎の部分を除いて軽く洗った、
おかひじきを入れて茹でます。
茹で時間は1分。
氷水でさっと冷やしたら、
しっかりと水切りすればOK。
そうそう、茹でる時に、
塩は入れなくて大丈夫ですよ。
そのまま鰹節と醤油をかけて、
お浸しで食べるのが、
私は一番好きです(*^-^*)
おかひじきの保存方法
おかひじきは乾燥を防ぐために、
ビニール袋やジップロックに入れるか、
ラップに包んだ状態で、
冷蔵庫の野菜室で保存します。
冷凍保存には、
残念ながら向いていないみたい。
シャキシャキとした食感が魅力なので、
買ったら早めに食べ切りたいですね。
お浸しで食べるのが、
シンプルで一番好きなのですが、
美味しいレシピもあるので、
紹介しますね。
おかひじきのおすすめレシピ
クックパッドで見つけたレシピで、
作ってみて美味しかった、
おすすめレシピを紹介します。
これは絶品でした!
おかひじきのナムル
おかひじきを美味しく茹でて、
よく水切りした後に、
ごま油、塩、鶏がらスープの素で、
和えるだけ。
仕上げに白炒りごまをかけて完成。
シンプルだけど、
ご飯が進むシャキシャキのナムルです。
焼き海苔をちぎったものを
混ぜるとまたさらに美味しいんですよね。
もちろん人参など他の野菜も、
一緒に和えるとまた一段と美味しく、
栄養たっぷりメニューになります。
最後に
おかひじき、騙されたと思って、
ぜひ一度食べてみて下さい。
シャキシャキ食感が、
本当にやみつきになりますよ(^O^)
茹で時間が短くて済むので、
あと一品欲しい時にも、
おすすめです。
茹でたおかひじきとツナ缶を和えて、
醤油を少しかけて食べても、
美味しいですよ。
試してみてはいかがでしょうか。