夏だ!海だ!山だ!祭りだ!と、
外で遊ぶのが楽しい季節ですよね。
でも、気になるのがやっぱり日焼け。
うっかり日焼けをしてしまったら、
早めのケアが大切なのですが・・・
日焼けで軽い痛みやかゆみが出た時、
どう対処していますか?
病院に行った方が良い程度か、
自宅でケアしても大丈夫なのか、
自分で判断するのは難しいもの。
日焼けで痛みや赤み、かゆみが出た時、
どんなタイミングでどんなケアをしたら良いか、
徹底的に調べてみました。
日焼けには種類がある!
外出する前に日焼け予防のため、
日焼け止めを塗る習慣がある人も、
多いと思いますが・・・
「なんで??赤くなってる!」
っていうこと、ありますよね(>_<)
海や山に行ったわけでもないのに、
夜、鏡を見ると顔が真っ赤になっていることも。
サンバーンとサンタンの違い
紫外線を浴びた後に、
「赤くなる、かゆくなる、痛くなる」という
症状が出たらそれは「サンバーン」です。
日焼けと一口に言っても、
「サンタン」と「サンバーン」の
2種類あるんですよ。
サンタンっていうのは、
「肌の色が黒くなる日焼け」。
サンバーンっていうのは、
「炎症を起こしている日焼け」。
日焼けというよりも、
軽いやけどとも言えます。
このサンバーンの症状として、
「赤み、かゆみ、痛み」があるんです。
ケアが必要になってくるのは、
サンバーンの方なのですが、
病院に行った方が良いのでしょうか?
サンバーンのケアはどうすればいいの?
サンバーンに該当する日焼けの場合、
ひどい状態ならすぐに皮膚科を
受診しなければなりません。
というのも、サンバーンはやけど。
そのため、ひどい場合には、
ちゃんと病院で対処してもらわないと、
跡が残ってしまう可能性もあるんです。
判断基準はというと・・・
・腫れ上がったように真っ赤になる。
・ヒリヒリと耐えられない痛みがある。
・眠れないくらい、かゆみがひどい。
・水ぶくれができている。
こんな症状が出ていたら、
即、皮膚科を受診して下さいね。
もちろん、ここまでひどくなくても、
心配なら病院に行った方が良いでしょう。
でも、すぐに病院に行けない事情がある時も、
当然ありますよね。
サンバーンの応急処置は?
病院へ直行できるんだったら
直行した方がもちろん良いのですが、
すぐに病院へ行けない場合もあります。
そんな時には応急処置を施しましょう。
やけどと同じ応急処置をしてから、
できるだけ早く病院に駆け込みます。
やけどの応急処置は、とにかく冷やすこと。
体全体が赤くなっている場合は、
ちょっと寒くても、
水風呂に入るのがおすすめ。
シャワーは水圧が強くて、
やけどしたお肌には、
刺激が強すぎて逆効果です。
顔だけのように、やけどの範囲が狭い場合は、
肌のほてりがおさまるまで、
氷水で濡らしたタオルで冷やして下さい。
日焼けした当日なら、
冷やしながら病院へ行くのが良いですね。
軽い痛み、かゆみがある場合のケア
病院へ行くほどでもないけど、
軽い痛みやかゆみがある場合は、
まず、やけどの応急処置と同じケアを。
そして刺激の少ない化粧水で、
たっぷりと保湿をしてあげて下さい。
やけどをしているわけですから、
とにかく低刺激の化粧水で!
アベンヌウォーターみたいな、
本当に水分を与えるだけ
というような化粧水が理想です。
なるべく無添加の化粧水で、
美白成分などが入っていないものを
使うようにしましょう。
日焼けを白くしたいからと言って、
美白成分配合の化粧水を使ってしまうと、
刺激が強く逆効果になります。
そして、化粧水の後は、
水分の蒸発を防ぐためにクリームで、
肌にふたをしてあげましょう。
このクリームも、ワセリンのような、
低刺激のものを選んで下さいね。
日に焼けるとお肌の水分が蒸発し、
乾燥してしまうんです。
水分は「お肌のバリア機能」。
バリア機能がなくなると、
お肌はちょっとした刺激にも過敏に反応し、
かゆみも強くなってしまうんですね。
だからとにかく低刺激のもので、
「保湿」をするのが大事ですよ。
かゆみがひどい場合は?
かゆいけど病院にどうしても行けない場合は、
近くの薬局で薬剤師さんに相談するのも、
応急処置の方法としてお勧めです。
日焼けにも使える炎症を抑える軟膏や、
かゆみ止めの塗り薬を教えてくれますよ。
自己判断で買うのではなく、
常駐の薬剤師さんに相談した方が良いです。
薬の違いや塗り方も教えてくれるので、
かなり頼りになりますよ。
寝ている間に掻きむしって、
跡ができてしまった・・・
なんてことにならないように、
市販の薬を使って痒みを抑えるのも、
一つの手ですね。
最後に
ちなみに日焼けだと思っていたら、
日焼け止めにかぶれてたということも、
あるそうですよ。
日焼け止めを変えた当日に炎症を起こしたなら、
日焼け止めが肌に合っていないのかも。
肌が弱い人は、日焼け止めも、
なるべく添加物の入っていない、
無添加で低刺激性のものを選んだ方が良いですね。
せっかくの夏の楽しい思い出が、
ひどいサンバーンで台無しにならないよう、
対策とケアは怠らないようにしましょう。