ゆきのココだけの話

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地獄沼で地獄を見た!酸ヶ湯温泉の千人風呂デビューのはずが・・・

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はてなブログの記事作成画面の左上には、

「GWはどうですか?」とお題。

 

さらに、この時期多く目にするのは、

〇〇に行ってきました!〇〇が美味しかった!というキラキラブログ

 

うらやましい。まぶしい。いいなぁ。

 

何も予定を立てずブルーライトを浴びる生活を淡々と送っていると、

だんだん心がすさんでくるわけで・・・

 

私に今必要なのは、ブルーライトじゃない!

自然だ!癒しだ!温泉だ!

 

ということで、ちょうど青森の実家に帰る用事もあったので、

酸ヶ湯温泉に行ってきました。

 

ところが、道中、地獄沼で地獄を見ることに・・・

 

酸ヶ湯温泉って知ってる?

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青森県青森市の八甲田山麓、

西側の麓の方に「酸ヶ湯」地区があります。

 

読み方は「すかゆ」です。

 

ここは青森市の中でも豪雪地帯として有名で、

3年前には5m以上という積雪を記録している場所。

 

標高およそ900mの所にあり、

青森市の市街地から車で1時間以上かかります。

 

「酸ヶ湯温泉」は300年以上前に発見された歴史の古い温泉。

「国民保養温泉地第1号」に指定されています。

 

泉質は酸性硫黄泉

 

療養に適している効能の温泉だということで、

たくさんの湯治客が「酸ヶ湯温泉旅館」に訪れます。

 

詳しい効能などは「酸ヶ湯温泉」の

ホームページを確認してみて下さいね。

www.sukayu.jp

 

千人風呂が有名

 

「酸ヶ湯温泉」と言えば有名なのが「千人風呂」。

 

正式名称は「ヒバ千人風呂」と言いますが、

総ヒバ造りの大浴場で160畳ほどの広さがあります。

 

青森ヒバ自体も香りがよく癒し効果がある木と言われているので、

療養のための温泉にはぴったりですよね。

 

昔ながらの温泉浴室の雰囲気と、その広さに圧倒されます。

 

体の芯から温まるお湯だということで、

冷え性に悩む女性にも適した温泉なのですが・・・

 

ここ、混浴なんです(;^_^A

 

午前と午後に1時間ずつ女性専用時間もありますが、

その時間帯に行けるとも限らない。

 

ということで抵抗感があり、気になっていたものの、

今まで挑戦したことはなかったのです。

 

千人風呂攻略法

 

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でも、せっかく行くなら千人風呂に挑戦してみたい、

と思った私が思い出したのは職場の先輩。

 

8歳年上の女の先輩なのですが、

20代半ばから酸ヶ湯の千人風呂にハマっているそう。

 

連休の度に千人風呂へ行っているので、

混浴とか全く気にならないらしいです(^▽^;)

 

「恥じらいを捨てなきゃ女は生きていけない」

が先輩のモットー。

 

なのですが、私は無理。

でも、先輩が攻略法を教えてくれました。

 

女性におすすめの千人風呂攻略法

 

女性必見!千人風呂攻略法。

 

・湯浴み着を買う。

・浴室の通路をそそくさと歩く。

・浴槽に男女を分ける仕切りがあるので間違わずにすぐ浸かる。

 

肩にリボンがついたかわいい湯浴み着を売店で買ってから、

千人風呂に行くと良いそうです。

 

まあ、先輩は一度も着たことないそうですが・・・。

 

硫黄の匂いが染み込んで洗っても取れないらしいので、

1000円するけど使い捨てのつもりで使った方が良いらしい(;^_^A

 

湯気で浴室内がもやもやしてるので、

そそくさと歩いて浴槽に使ってしまえば、

混浴でもそんなに気にならないそうです。

 

さすが先輩、恐れ入りました。

 

ちなみに千人風呂には洗い場がないので、

体を洗う場合は男女別の小浴場を利用することになります。

 

攻略法も知ったので、

今回の目標は湯浴み着をゲットして千人風呂デビュー。

 

と意気込んでいたのですが・・・

 

酸ヶ湯温泉への道中、地獄沼で地獄を見た

 

昨日、青森の気温はこの時期には珍しく、

30℃近くありました。

 

まだ桜も咲いているというのに。

 

でも酸ヶ湯地区は高地にあるので気温は19℃。

過ごしやすい気温でした。

 

もうすぐ酸ヶ湯温泉という所まで行くと、

車が何台か路上に停まっているのを発見。

 

何だろう?と思って見てみると「地獄沼」の文字。

 

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気になったので降りてみると、

ほのかに硫黄の匂いがする沼がありました。

 

沼の水面は所々ぽこぽこしていて、

周りには雪もまだ残っていて何だか異様な雰囲気。

 

地獄沼の説明が書かれている看板を見つけて、

見てみようと下に降りようとしたとき悲劇が(>_<)

 

 み、右足が・・・

 

雪を避けて降りたつもりが、見事にスポッと雪の中に。

深くはないのですが穴ができていたんですね。

 

足を穴から抜く時に、穴の下の方が凍っていたので、

氷で足首に切り傷が・・・痛い(-_-;)

 

そしてスニーカーも雪なんだか泥なんだか、

汚れてしまいがっかり。

 

まさに地獄沼で地獄を見た感じ。

 

とりあえず看板を見てみたら、地獄沼は、

爆裂火口跡に温泉水が溜まってできたものだとわかりました。

 

それで硫黄の匂いがしていたんですね。

 

地獄沼の反対側はこんな景色。

 

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まだまだ雪が残っていて、

とても30℃近くまで上がった日とは思えない光景。

 

川のせせらぎに少し癒されたところで、

気を取り直していざ、酸ヶ湯温泉へ。

 

酸ヶ湯温泉に到着

 

酸ヶ湯温泉に到着したのは良いものの、

駐車場に車が停められないくらい激混み!

 

ちょうどタイミング良く1台出た所に、

車を停められて一安心。

 

外観の雰囲気も良いので写真を撮りたかったのですが、

あまりにも人が多かったので自粛しました。

 

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酸ヶ湯温泉さんのツイッター。

こんな感じの外観です。

 

この地区全体が硫黄臭に包み込まれているので、

初めて訪れる人はびっくりするかもしれません。

 

でも、すぐに慣れます(^▽^;)

 

早速、千人風呂に!と行きたい所だったのですが、

ひどい混雑で初挑戦にはハードル高い。

 

しかも右足首の切り傷が気持ち悪いのもあり、

泣く泣く今回は諦めることにしました。

 

日頃の行いの悪さがこんな時に出るんですかね・・・。

 

せっかく来たので売店に。

で、見つけました温泉の素!

 

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10回分入って1000円は温泉地のものにしては、

買いやすい値段かな?

 

せっかく来たので買って帰ることに。

 

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中に、計量スプーンも入っていて便利。

気になる香りは若干硫黄臭っぽい感じかな。

 

そんなに気になるほど強い香りはしません

 

浴槽を痛める硫黄成分は含まれていないそうなので、

安心して自宅で使えますね。

 

昨夜、早速、酸ヶ湯温泉の素を入れて入浴。

 

白いにごり湯でお湯がなめらか。

体が芯から温まる感じでほっとします。

 

お風呂から上がった後もぽかぽか(*^-^*)

 

地獄沼で地獄を見て、千人風呂も諦めたけど、

この温泉の素に出会えただけでも大きな収穫でした。

 

次こそは、千人風呂に挑戦します!

 

酸ヶ湯温泉の素は、酸ヶ湯温泉HPでも買えますよ。

sukayu.sakura.ne.jp